林檎好きの戯言ログ

気まぐれでしかブログ書きません。しかし毎回長い。

「憧れ」。

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ふっと思った。「憧れ」って難しいね。

 

誰かに「あなたを憧れています」や「あなたは私の憧れです」と言ったり、何かに対して「憧れ」として観てることって実際どういうことなのか、考えてみたら結構難しいなぁと思った。

 

類語として「理想」だと言い換えると、

 

「あなたが私の理想です」ってなる。

 

理想って、なんとなく遠くて届かなさそうってニュアンスが含まれてないか?っとふっと思う。

 

自分ではあなたのようになるのは少し時間かかりそうだ、とか。

 

それとも、本当はなれるかもしれないけど今はそれをトライする勇気はまだ少し足りない、とか。

 

それとも私の日本語知識と語感ではそう感じてしまっているだけなのか。

 

 

 

あなたの「歌」、いつでも待っています。

After Aqours 3rd Saitama PART 2: Dialogue in Pianoforte 2nd movement

前回のあらすじ

 

Aqoursでの推しーー逢田梨香子の「音楽力」について語るシリーズを始め、パート1では逢田さんのボーカルを見て、パート2では「ピアノ」に因んだ話をしていたのだけれど、パート2の前半「1st movement」では桜内梨子のソロ曲「Pianoforte Monologue」、および3rdライブで行われた初披露から見えた「Pianoforte Monologueという『特例』ーー「Pianoforte Monologue」の次元事情とそれに繋がっていると思われている原因、それらで構成されたステージ-世界-について少しだけ語らせてもらった。

 

「Pianoforte Monologue」のステージを構成する表面的な要素内面的な要素で、そしていつもと違うボーカルの声質といつも通りの「跳ね」処理が組み合わせたその5分のあいだに、逢田梨香子桜内梨子の境界線はいつも以上にかなりぼんやりとしていて、次元の壁を超えた世界に観客を見事に引き込んで行って見せた。

 

詳しくは前の文章へどうぞ。

 

ringojolno.hatenablog.com

 

 

さて、1st movementを終えたところで、ここから2nd movementに入り、ピアノ演奏とその他のことから視える耳の話について少しだけ語らせていただきたいと思う。

 

1st movementを出してから約四ヶ月も経ってしまい、長く待たせてしまったこと(待っている人がいればという話にもなるのだけれども)に申し訳ないなぁとも感じつつ、この四ヵ月があったからこそ新しい発見もできたということで、前から思っていたことをも含めてこの文章にまとめたいと思う。

 

また、今回は本当に推測でしかないの内容になっていて、もしかしたら全部間違っているかもしれないが、それでもこんな戯言に「付き合ってやるよ!」と思っている暖かい方がいれば、ぜひご一読をどうぞ。

  

Dialogue in Pianoforte 2nd movement: 耳見観耳(みみみみみみ)

最初に「もしかして耳が良いのでは?」と思ったきっかけは、やっぱり1stライブ時のピアノ演奏だったが、1stライブのピアノ演奏以降もそう思わせてくる出来事があって、それらを一つ一つなるべく簡単の述べて行こうと思う。

 

1. 「想いよひとつになれ」のピアノパート

 

楽器経験ゼロ、楽譜知識もゼロの大人が、三ヵ月であのような演奏をやり遂げたのは、私はよく「情熱と覚悟と努力が成せた技」と言っているのだが、そういう感情的な物とは別の、実際のことをも考えてみて、本当は練習の質、練習頻度、ピアノ先生の素質、教え方、ピアノ稽古のスケジュールなどなどを考慮に入れるべきだったのだが、あいにくそれらの情報を手に入れる術がない。

 

その代わりに、私は単純に逢田さんが弾いた「想いよひとつになれ」のピアノパートは何だったのか、1stのあの演奏を完成させるために何が必要だったのかを見てみた。

 

a. シンコペーション読譜ができる能力、および処理ができるリズム感

想いよひとつになれ」のメロディーはともかく、伴奏ではシンコペーション、いわゆる「拍子を食う」が多い部分もあり、弱拍が強調されたリズムを把握するのは容易い仕事ではない。

 

4拍子であるこの曲では、4分音符で構成される拍子が一番把握しやすく、脳内でちゃんとカウントすればまずはズレることじゃないが、伴奏では8分音符かつ弱拍が強調されるパターンが多く(もっともわかりやすい例を上げると、二番サビ以降のピアノのソロライン)、初心者が油断するとロストしてしまうリズムだ。

 

初心者である逢田さんだから、まずは耳コピ想いよひとつになれのピアノパートを割り出すことは無理に近いだろうし、実際の楽譜から覚えるのもまずは楽譜を読めるようにならなければ始まらなかったし、覚えたところでシンコペーションのリズムとパターンに慣れて実際に指先を動かしてそれをアウトプットにする必要があって、正直三ヵ月にしては行う工程がありすぎたとは思った。

 

b. 多くの楽器の中でピアノアレンジをハッキリと意識・認識できる能力

ライブ当日だけでなく、BDでも確認したけど、逢田さんが弾いているピアノは決してただのメロディーではなく、想いよひとつになれインストルメンタルの中のピアノアレンジだった。

 

あまりにも衝撃的で、2日目の公演が終わって帰宅した途端私もインストルメンタルでピアノアレンジを割り出してみたが、あまりにもピアノがインストルメンタルに溶け込んでいて割り出せない所が割と多かった。

 

練習も本番もイヤモン付けたか否か(付けた場合再生された内容はもちろん不明)、それがわからないのだが、まず暗譜の状態で演奏するのであれば、それほど楽譜をはっきりと記憶し、その上インストルメンタルの中にある楽器に合わせて演奏する必要があった。ピアノ経験をある程度所有している方であれば割と大した困難を経験せずに演奏できると思うが、ピアノ初心者だとより強く意識しないとロストしやすいじゃないかなと私は推測している。

 

c. 暗譜能力

 気付いている方は多いと思うが、あのピアノ演奏に楽譜などは使われなかった。

 

上述にも少しは言及したのだが、暗譜できるようになるためにはまずは読譜から始めなければならないし、8分音符にシンコペーションに所々メロディーと揃っていない伴奏を覚えるのが「想いよひとつになれ」のピアノパートを完成させる条件であり、その条件を満たした上で全部暗記するのが今回のミッションだったのだろう。

 

ピアノの読譜では他の楽器にない難しさがあって、それは左手と右手のそれぞれの楽譜を同時に読み取ることだ。その上、楽譜に書いてある楽句の演奏の仕方を理解して、両手をそれに合わせて動かすーーそれがピアノという楽器を演奏する時の最大の困難の一つだった。

 

実際、暗譜というものはおそらく人それぞれ違うのであろうが、ある程度練習を重ねれば体が勝手に覚えてくれる。また、ピアノを長く弾いている方々なら、レベルはそれぞれ違うが鍛えてきたセンスで暗記したり、途切れたパートを自然に聞こえるように繋いだりすることもできるが、それはあくまで長く弾いている方々の話で、初心者ではやはり地道に練習を重ねて体に覚えてもらった方が効率的であろう。

 

少し難しい話を多めに話したが、とても簡単にまとめると、三ヵ月で本当の0から「想いよひとつになれ」ピアノパートを完成させるまで必要な工程が多すぎて、それも初心者がやり遂げたミッションだったということ。

 

3ヵ月内で楽譜読み、楽譜暗記、ピアノの演奏仕方、両手のコーディネーション、ペダルの使い方、それら(とその他にあるのであろう工程)を全部覚えるのはあまりにも大変だが、このミッションにおいてひとつだけ助けになる現実があったーー「想いよひとつになれ」という曲は元から完成されて、それを聞き込むことで多少はミッションの難易度を下げることができるはずだ。

 

個人の意見だが、具体的に何を聴けば学習の助けになるというと、

 

-ドラムとベースで作られたリズムと「ノリ」

-ボーカルメロディーと交差する楽器(特にピアノ)の旋律

 

この二つに集中して聞き込みことで、ピアノパートはそれらとどのように「交流」しているかが見えてきて、ただの「音を奏でる」ことではなく、「曲の一員として動く」意識が少しでも出来上がるはず。

 

それでもこれらは決して簡単なことではなく、「想いよひとつになれ」という曲はやっぱり初心者では少し苦戦してしまうリズムが結構あった。

 

だからこそ余計に思ったーーメロディーに揃ったリズムではなく、伴奏として独自でありながらも他の楽器に合わせているピアノパートの習得(しかも暗譜状態)を3ヵ月でやり遂げたのは、その身体に潜んでいるリズム感と音感があるとは多少関係があると私は思った。ただ「想いよひとつになれ」のメロディーを熟知しているだけじゃダメだーー楽器の役割、ノリと動き方をある程度意識できるようになる、それができてからようやく「想いよひとつになれ」の編曲に対面できたと思うし、どこまでだったのかがもちろん私ではわからないが、初心者で3ヵ月であれほどのことができたのはリズム感と音感は一定のレベルにあるのではないか?と推測している。

 

2. 「君の瞳をめぐる冒険」のハーモニー歌唱

3rdライブツアーで初めて披露された「君の瞳をめぐる冒険」からは、いろんな衝撃とサプライズを受けて今でもすごく印象深いが、その一つ本当に驚いたのは逢田さんによるハーモニー歌唱だった。

 

梨子ちゃんの歌唱から始まり、そのあとヨハネのパートに切り替わったが、埼玉の時はおそらく会場が原因ではっきりとは認識できなかったが、大阪の時はようやく逢田さんが小林愛香さんの歌をハーモニーで支えていると気付いたのだ。

 

ちなみに歌っていた部分は「暗闇照らすように声」と「つながるはずと信じたら」だった。

 

ハーモニーの歌唱の難点は、もっとも明晰にされるメインメロディーに釣られて音程がずれてしまうところであり、おそらくメインメロディーより低いハーモニーの方が難しいのであろう。

 

逢田さんが担当したハーモニーは全部メインメロディーより音程が三度高く、低い方よりはやりやすいのであろうが、それでもCD音源に匹敵できるほどの安定度を出せたことに私はすこし驚きを覚えたーー得意音程じゃなかったか、緊張が原因だったか、実は梨子ちゃんのメインメロディーを歌う時は安定感が少しだけ下がっていたが、それと逆にハーモニーの安定感がトップクラスだった。

 

ハーモニーを正確に歌うためには、ハーモニーへの集中力=意識を強く持ち、歌っている時は自分が支えているメインメロディーとは同調しているかどうかを聞く必要があると私は思うが、CD音源に匹敵する安定感のあるハーモニーをできたということは、その二つの条件を見事にクリアできていたということなのではないかと私は思う。

 

3. School of LOCK! Aqours LOCKS! 2018年9月5日放送分の「おすすめ曲対決」でのアカペラ歌唱

 

School of LOCK!(SOL)のコーナーで、高槻かなこさんと一緒におすすめする曲で対決を行った時、逢田さんは高槻さんの「ときめき分類学」に対抗し、「君の瞳をめぐる冒険」を一句だけ歌ったが、キーはともかく、音程は見事だった。

 

音程(Interval)というのは、それぞれの音の「間隔」であり、間隔、または距離を正しく発することができればちゃんと「ドレミファソラシド」として認識させることができる。

 

逢田さんが当時歌った歌詞は「謎を謎を解いて」で、その歌詞は最初のサビ、または二番サビの3行目で、キーはどっちもD Minor(ニ短調)だったが、逢田さんが歌ったキーはC minor(ハ短調)だった。ところが、オチサビ前の「謎を謎を解けば ひとりじゃないよね」のキーは実はCメロ(「知らないことがいっぱいで…」)と同じのC minor(ハ短調)だった。

 

この現象には二つの解析ができ、

a. 逢田さんはサビを歌うつもりだったがキーがずれて(下げて)しまった

b. 逢田さんはオチサビ前のところを歌うつもりだったが歌詞を間違えてしまった

 

この上のどっちかになると思うが、当然それは知るすべもなく、ましては本人に伺うことも叶わないのであろう。ただどちらにせよ、伴奏なしでも音程を正確的に把握し歌えたことはまた素晴らしい能力、あるいは「結果」だったと思う。

 

ちなみに仮にその現象が発生した原因はbであった場合、「絶対音感」持ちという可能性をかすかだが視野に入れてもいいと、推しへの「贔屓」をも込めて私は思っている。

 

4.  School of LOCK! Aqours LOCKS! 2018年9月5日、10月1日及び10月3日放送分の楽曲イントロクイズでの反応速度

 

同じくSOLで行われたイントロクイズでは、逢田さんの楽曲に対しての熟知度と反応速度を覗けるが、9月5日でのvs高槻さん対決は、最初の再生ではわからなかったのが、2回目の少しだけ伸ばした再生では即時に正解(「No.10」)がわかり、見事に勝利を手に収めた;さらに10月1日の放送分では、高槻さんvsリスナーの対決で裁判を勤めながらも、高槻さんもリスナーさんもぱっと浮かんでこなかったあの曲(「夢で夜空を照らしたい」)を1回目の再生ですでにわかったという、かなりすざましい速度で反応できた(裁判だったから答える権利はなかったのが少し残念だったが)。また、10月3日でようやく逢田さんvsリスナーの対決が行われて、一問落としたが二問正解(「届かない星だとしても」と「未熟DREAMER」)でAqoursを続けてくれることになった。

 

本家のメンバーの一員であり、楽曲に対しての熟知度が高くなかったらいろんな意味でまずいだろうけれども、もっとも注目すべきは「夢で夜空を照らしたい」への反応速度だったーー実際に流れたイントロの部分の長さは約0.21秒で、ベースのスライドとオープンハイハットの音だけが含まれて、しかもベースの音もかなり低くて音程の判定しつらいところにあり、つまり音程からの判断材料がほとんどなかった状況でもちゃんとあの一音を「夢で夜空を照らしたい」だと即時に認識できた。

 

「耳がいい」というのは音程の把握のみにあらず、「音」と「リズム」と「音声」の把握もその一つで、少し時間差で思い出すことも可能だと思うが、他の楽曲はともかく「夢で夜空を照らしたい」のあの音で即時わかったのはなかなかの実力だと思う(「夢で夜空を照らしたい」に近いイントロをしているAqours楽曲はそこまでないのも確かなのだが)。

 

まとめ

今回は難しいかつ推測でしかない話を長く語ってしまったのだが、要するにピアノ挑戦に必要だった工程と結果、イントロクイズでの反応速度、そして普段のボーカルとは少し異なる歌唱から見て、もしかしたら逢田さんの音とリズムに対しての把握は平均よりハイレベルなのかもしれない。

そして、ここでようやくピアノにまつわるあれこれをDialogue in Pianoforteの二部文章として終えることができ、書いているうちに自分にもびっくりな発見があり、推しやその音楽力に対していろいろと考えることもできて素直に楽しいと思った。

 

次回の文章はおそらくこのシリーズの最後の文章になり、そこでは少しだけ個人感想混じりの話がしたいと思う。

 

Coming up next: After Aqours 3rd Saitama PART 3: ???

「This is Sakurauchi.」ーー桜内家推しのラプソディー

前置き

質問箱ではこんな質問をいただきました。

 

逢田梨香子さんと水樹奈々さん お二人について語って頂けると嬉しいです」

 

というわけで、ちょっと思うがままに語りたいから、真面目ありふざけありの文章になったり、微妙に雑乱するかもしれないがお許しを。メイ*>ノ_<リ 人

 

アアスバラシキサクラウチ!

 

ラブライブ!サンシャイン!! アニメならではの親子コンビであり、片方は私の中学からの大好きな憧れで、もう片方は今現在最も期待しながら推している声優ーーアニソンの女王と声優界最高の美女(笑)。(ガチ美人なのになぜか(笑)をつけなければいけない使命感から逃げられなかったです)

 

最近自分はかなり聴覚に主導されている人間だと気付いたわけだけど、そのためもあるか、私は俳優さんよりも声優さんの方が好きで、実際好きな声優さんがいっぱいいて、中では特に御三家(水樹奈々田村ゆかり堀江由衣)が大好きで、南條愛乃さんをも尊敬しており、μ'sとAqoursのキャストももちろん大好きで、その他に好きな声優さんはいろいろと挙げられる。(クソDDとか言わないでおくれ...)

 

でも、実際に「ずっとずーーーーーっと、本当の本当の最後までファンでいたい」と思ったことはたぶん今までは一回のみで、そう思わせてくれたのが逢田梨香子さん;一方水樹奈々さんのことになると、もはや無意識に推し続けているみたいなところがあって、家にある円盤も実は奈々さんの円盤の数が一番。

 

そんな二人についてはまずはそれぞれのことを少し語りたい。

 

 

逢田梨香子ーー0.343億秒の距離は今では美しい

 

自分より一歳上の逢田さんのことを始めは「絵が面白い人だな」と笑いながら見ていたけど、クリスマスライブであの方に秘めている可能性が見えて、さらにそのあとの1stでこの方ならではの特性があると気付いたのだ。

 

  

私は自分の発している言葉には結構気をつけているつもりだけど、ここ数年は「嘘にならないように言葉を発する」ことを目指している。

 

例えば迂闊に「絶対」とか「永遠」とか「一生」とかそういう類の言葉を使わない。「確信」か「やり遂げられる自信」がなければそれらの言葉を使いたくないなぁと、少し拗ねた思考になっていながらも、己の言葉に責任を持とうと思い日々言葉に気をつけている。

 

「ずっと追いかける」という言葉もそういうタイプだと思っているからこそ、2017年2月26日のこの言葉を有言実行にするという前提で発したわけで、その瞬間から私はずっと逢田梨香子さんを見つめ続けると決めた。

 

一歳の差しかないからか、その姿を観て自分はなにやってるんだろうと反省する場所も結構多かったし、そうさせてくれるのはやっぱり雑誌と写真集のインタビューだった。

 

とくにAqours二年生が登場したMy Girlの時のインタビューでは、逢田さんが経験したお芝居の稽古の事や、それと向き合う逢田さんの思いが記載されて、あんな経験をしていたらそりゃ今の逢田さんがいるわと思ったし、一歳の差しかないのにこんなにも自分とは違っているのか...と初めてそのインタビューを読んだ時は悔んで嘆いていた。

 

でも、いつもそんな気持ちをさせてくれるほど彼女は素晴らしい人間であり、彼女のインタビューを読むのが実は大好きだ。読めば読むほど自分も自分の道で頑張りたいと思うし、彼女の応援もずっとずっとずっとしていたい。

 

この0.343億秒の距離との出逢いに少しだけ悔んだこともあるけど、だからこそ美しい出逢いだと思うし、この先でどんな輝きを見せてくれるのかが、純粋に楽しみだ。

 

水樹奈々ーー始まりをくれた王様

 

水樹奈々さんの歌に出逢ったのは中学二年ぐらいの時で、思えばもう10年も経っているか。

 

中学二年はまだ日本語がわからない話せない読めない時期で、しかし魔法少女リリカルなのはがきっかけに、私は水樹奈々という声優に出逢えて、その出逢いは実は今と直結しているーー奈々さんのブログで日本語の読み書きを覚え鍛え、スマイルギャングと曲で聴解力を磨いて、そして奈々さんの歌でポップの歌い方やビブラートを覚えていた。

 

「日本語と歌のお師匠は水樹奈々さん」、というフレーズはおそらくものすごく衝撃的だろうし、なにぶん怒られる可能性もあるけど、割と本当にそのままだ。もちろん歌になると比べるところじゃないし恐縮すぎて穴を開けて隠れたいぐらいだけど、ビブラートができなかった私は確かに奈々さんの歌で覚醒できたし、それが原因か一時期友達に「歌声が若干年寄りだね」って言われたこともあった。

 

あれこれがあったからか、割と中二病だとは自覚あるけど、実は奈々さんのことをたまには「王様」と呼んでいる。「アニソンの女王」という肩書きに影響されている部分もあるだろうし、実際声優歌手の中でライブにおける迫力、歌声、スタミナ、勢いはこの時代では間違いなくトップだと確信していて、ステージ裏に行われているトレーニングの質があまりにも鬼レベルなのにそれをやり遂げる、というよりもやり慣れている所を見て、もはや王者だなと思わざるおえないーーが、それと裏腹に本人はかなり活発で可愛いから、親しみをも込めて「王様」と呼んでいる。

 

ちなみに去年の8月に彼女主演のミュージカル「ビューティフル」を実際に見に行って、実は初現地奈々イベントだったという。香港では奈々さんのワンマンライブのライブビューイングが行われていた時期があってもちろん観に行ったけど、ミュージカルになるといろいろと違う所を鑑賞できると思い、友達の誘いを受けて見に行ったわけだけど、当時の感想は「地上最強の歌姫」だった。(そして当たり前のように二日前にお迎えできた想ひと梨子ちゃんを連れて行きましたはい)


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歌声も迫力も表現力も原因の一つだろうけど、おそらくいろんなきっかけをくれた王様だったから、口に出していないだけで今でも無意識に推していると思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

と、ちょっと長めに語ったけど、ここからが本番だ。

 

 

「桜内家」ーーそれはもちろん桜内親子のことを指していて、劇中でもっとも絡みがあった回は2期5話であり、それでもやりとりは実は15秒も足りない、そんな親子だった。

その他に1期5話、10話と11話、そして二期12話に桜内ママもセリフありの登場があって、正直今でもラブライブ!シリーズに奈々さんが登場していることに驚きを覚えている。

奈々さんの来歴のため、「桜内ママは実は紅白歌手」という裏設定で想像を馳せることもしばしばで、それはそれですごく楽しいなぁと思うが、私にとって肝心なのは中の人だ。

 

逢田さんと奈々さんーーラブライブ!サンシャイン‼︎のほかに、白猫プロジェクトでは同じイベントで新キャラとして登場し交流もあって、タイミングは違うけど同じ日に同じ音楽番組「FNS歌謡祭」に出たこともあったが、直接な接点はないと言ってもいい。

 

だからこそ、この二人の共通点や、どう考えても合わせたわけじゃないのに合わせてるなぁと錯覚させるようなコンテをしているのを見てて、「桜内家優勝だわ!」と叫びたくなる。

 

ここからは私が桜内親子を観る時特に「これは...!!」ってなったポイントをいくつか紹介する。

 

1. 笑顔

これは割と最初から気付いていたけど、実はこの二人の笑顔はかなり似ている。


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歯の出し方や口の形で笑顔が似ていて、実際逢田さんの笑顔が奈々さんのと重ねて見える時もは結構あった。

 

一つ自分が「面白いなぁ」と思ったのは、鹿角聖良役田野アサミさんがインスタに乗っけた二つの写真だけど、別々の日に奈々さんと、そして逢田さんと小宮有紗さんとご飯に行った写真であって、その二つの写真を比べてみた結果、

 

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(奈々さんとの写真が反転しているとはいえ)ただの親子じゃねーか!!

 

しかもラブライブ!サンシャイン‼︎の世界だと、「Saint Snowの鹿角聖良とAqours桜内梨子のお母さんは実はめっちゃ仲がいい」ということになる。なんだよ最初からSaint SnowAqoursは必ず仲良くできる設定なのかよ。(嘘です)

 

ちなみに歯を出していない微笑みも実は何気に似てる。

 

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嗚呼素晴らしき桜内親子。

 

2. 猪突猛進をする魂が熱い人 

個人的には奈々さんは明るく活力がある方で逢田さんは割と控えめのイメージがあるけど、歌やダンスの技量はともかく、放つ熱気に同じ波長が感じたこともあって、ステージに立つといつもと違う姿を見せてくれる。

 

スマイルギャングでの奈々さんだといつも副ヘッドの福圓美里さんにいじめられ「ゔぇええん。゚(゚´Д`゚)゚。」ってなることも多くて、体もちっこいですごく可愛い方なのに、ステージに上がると一気に豹変してお客さんを全員ぶっ飛ばすほどのパーフォマンスを最初から魅せてくれる;一方、逢田さんは普段Aqoursのニコ生やまるごとりかこではポンコツをしてしまう回数が結構多くて、「やらかしといえば逢田梨香子」みたいなことになってた時期もあり、正直当時は結構心配してたが、ステージに上がって、ギルキスコーナーになると信じられないほど生き生きしていて、バフがかけられたかのようなパーフォマンスでぶっ飛ばしてくれる。そしてなにより、MCの言葉では普段隠している魂の熱さを表に出してくれるから、彼女のMCは本当に大好き。

 

ちなみに私はよくステージ上の逢田さんはネコ科(クロヒョウかライオン)だと言ってるが、奈々さんの場合もはや神話級の存在で、ドラゴンだと思っている。

 

その他に、どっちも素晴らしい努力家で、仕事のことになると自分に対してはかなりストイックになり、特に奈々さんの筋トレになるともはやアスリート級であり、声優界でそれに適う方はおそらく少ないのであろう。

 

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グーグルで「水樹奈々 腕筋肉」を検索すると一番出てくるのはやはりこの時の写真で、その他のところでもその二の腕の逞しさや腹筋のヤバさが見れて、それこそが奈々さんの魅力の一つだと思う。

 

ちなみに逢田さんも写真集の撮影に向けてダイエットをしてたとか、その他筋トレもプールにも行ってるとまるごとりかこやその他のメディアで言及したことがあって、お二人の「仕事でベストを出せるために関連するところで努力をする」態度は尊敬できるし見習いたい。

 

3. ステージ上の楽器挑戦

「そういえば...」という感じで少し調べたけど、やっぱり奈々さんもステージ上の楽器を挑戦したことがあったらしい...というか、その一つは自分が見に行った「ビューティフル」の時の弾き語りで、「なんで忘れたんだろう...」と猛反省中。

 

逢田梨香子さんのピアノチャレンジはもちろんAqoursの1stライブの「想いよひとつになれ」の時だったけど、奈々さんの場合それはピアノ演奏というよりも弾き語りであり、初めて弾き語りを披露したのは2006年に日本武道館で開催された『NANA MIZUKI LIVEDOM-BIRTH- at BUDOKAN』の時だった。

 

前からそれについて噂程度で知ってたけど、「宝物」という曲の弾き語りで、どうやら最後の方で少しミスしたけど見事に完成できたらしい。

 

さらに2013年に埼玉スーパーアリーナで開催された『NANA MIZUKI LIVE GRACE 2013 −OPUS 2−』のステージでアルパで「夢の続き」を弾き語りで披露したらしく、

 

水樹奈々:弾き語り初披露で感涙 190人率いて2年ぶりオーケストラライブ - MANTANWEB(まんたんウェブ)

 

上に引用した記事では、「指が止まる場面もあったがファンの温かい声援で乗り切り、『本当にありがとう』と感激の涙を流して、会場に集まった約2万7000人のファンに感謝していた」と書いてある。

 

少し既視感のある内容だけど、それだけ楽器の挑戦が難しいというものであり、万単位の方々の前に披露するのはさぞプレッシャー重大なミッションだったのであろう。だからこそやり遂げるために必要な意思と覚悟と時間と根性が莫大であり、それぞれの挑戦を完了できたお二人はやはり眩しくて素晴らしい。

 

4. 根性による超回復 

3rd埼玉二日目の最後のMCが一時期話題になってた逢田さんの言葉、「お風呂に入るんだよー!」の内容。

 

それがニュースに取り上げられて、しかしむしろ煽り返すかのように一周後の大阪初日で「お風呂入れーー!!」って言っちゃうあたり、当時は「この人すげぇなぁwww」としか思わなかったけど、6月25日にMUSIC B.Bの恒例のナビゲーター動画で実は風邪を引いてたのは逢田さん本人だったという事実を知った。

 

風邪を引いたら怠くなるし声がやられる場合もあって、動画の中の逢田さんは鼻声になっててだるそうで、それなのに大阪初日ではまったくそれらを感じさせない、いつも通りのパーフォマンスを見せてくれた。だから大阪の時はそのことが全然気付かなかったし、動画の内容とアップロードの日付から推測し、おそらく逢田さんは埼玉公演の後に風邪を引いてしまい、しかし大阪初日に間に合って治ったという。たった一週間で。

 

精神状態は直接身体に影響を与えるのはもちろん知っているけど、いくらなんでも化け物すぎだろうと、今でも驚いてるし、あの時逢田さんの回復力を知った時まっすぐに浮かんできたのは奈々さんの似たようなエピソードがあったことだった。

 

奈々さん自ら執筆した自伝「深愛」の中ではそのエピソードも言及され、喉を壊して声を出せなかった時期があって、医者さんに診てもらったところ完治するのは一ヶ月ほどかかると言われて、「それはいかん!!」と思った奈々さんは結局二週で完治できたという。

 

仕事に対する責任感か、プロの意識の駆使か、それともトレーニングし続けている身体だからか。いずれにせよ、崩れた体調を素早く回復させることができるのは素直にすごいとしか言えないし、おそらくそれぞれに病気に負けられない!!という強い意志があったのだろう。

 

5. 「わざと合わせているみたい」と思わせてくる瞬間

これは最近では微妙に多発していることで、語る前にはまずは見てもらおう。

 

その①

 

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逢田さんのは写真集のお渡し会の時の衣装で、奈々さんは最近リリースしたニューシングル「WONDER QUEST EP」のジャケット写真の衣装。

 

どっちもスリーブなしでフリルが付いているワンピースで、メインカラーとサブカラー(フリルの裏の色)が向こうとは真逆になっていた。

 

その②

 

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逢田さんの方は声優アニメディア10月号の黒い方の衣装で、奈々さんの方は新曲「WHAT YOU WANT」のPVの衣装。

 

どっちもロックスタイルになっていて、何よりメイクスタイルもかなり近くて、そして笑顔がやっぱり似ている。

 

ちなみに奈々さんのオフショットは9月19日(梨子誕)にてブログに公開された。

 

その③

 


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10月2日に発売された声優プリンセスVol.2と、10月10日に発売される声優グランプリ11月号。

 

ポージング、笑顔、構図がまったく一緒で、そのかわり「黒vs白に近い紫」、「日差しの中にいるような撮影環境vs台風の中で若干冷たい色している撮影環境」という真逆になっているポイントもある、二人の表紙。親子か!!!!

 

ちなみに奈々さんは晴れ女として知られているが、逢田さんもまた雨女であり、最近はそろそろ嵐女に進化して行ってるんじゃないかなぁと自分はぼんやりと思っている。

 

上述の例を挙げさせてもらったわけだが、もちろん合わせていないだろうとわかっているが、こうして見てみるとラブライブ!サンシャイン‼︎があまりに知らないフォロワーさんさえ「本当に親子みたい」って言ってしまうのも仕方ないというか納得できると思うし、この二人は確かにいろいろと似ている。推せる。

 

まとめ

こうして最近は桜内親子桜内親子とうるさくしているのだが、大好きなお二人からはいろんな共通点を見つけられるし、だからこそ余計に共演が欲しいと切実に思っている。たとえば戦姫絶唱シンフォギアシリーズとか、戦姫絶唱シンフォギアシリーズとか、あと戦姫絶唱シンフォギアシリーズとか。

 

この二人ならではの特質に惹かれた私は、心からこの二人だからこそ巻き起こせるウェイブを、この二人だからこそ作られる時代を期待している。

 

最後に、逢田さんがインスタのストーリー機能で質問コーナーをやってた時のある瞬間のスクショを貼らせてもらおう。

 

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奈々さんの色は、よくわかっていらっしゃる。推せる。

 

嗚呼素晴らしき桜内、素晴らしき桜内親子。

 

【FINE】

採用イベントの後に、私は夢を投げ出した。

お寿司を食べながら、今日参加した採用イベントを振り返ってみる。

 

具体的にどんな採用イベントかというと、芸術行政協会的な組織が主催した採用イベントであり、五つぐらいの芸術組織がこのイベントでは入職志望者との面接を行い即時採用するかを決める。

そのほかに、専門家と業者が経験談をしてくれる芸術行政についてのトークも行われ、まさしくザ・芸術行政漬けのイベントだった。

 

ちょうど私も音楽修士の授業では芸術行政を少しだけ齧ったことがあって、これもチャンスだと思い、前の会社の社長からの紹介を受けた瞬間このイベントに参加登録して、ダンス会社との面接を行ってきた。

 

 

んで、率直に結果から報告しようーー私は芸術行政の就職を諦めることにした。

 

何があったのか。

 

まず、今日のイベントに参加する組織は博物館の運営をする会社かダンス会社か、そういう類の会社であった。

 

ここまで読んで違和感を感じているのなら、君は林檎好きのことを知ってるということだ。

 

そう。ここまできて、音楽の二文字はどこにも見当たらないーー本イベントに参加している音楽と関わりがある会社は、一つもなかった。

 

それでも、「せっかく参加料払ったし、ちょっと一つぐらい面接に行ってみようよ」という、「オカンの実際に言ってないけど絶対そう言う」意見を元にして無理矢理にダンスの会社との面接に行ってきたけど、予想通り結果はイマイチだったし、何より私自身もその会社の中に働いている自分を想像できないという現実の再確認ができた。

 

ただ、無駄に真面目で無駄にプライドが高いし、今までの会社の仕事は向こうから誘ってもらってたから、今日のこの結果でガチ落ち込む自分がいるし、先日に行われた楽団の芸術行政のテストもしくじったことがあって、「早く仕事を見つけたいのに...」と焦っている部分もあって、いよいよと追い詰められている感を感じてきた。

 

その時に、ちょうど次のトークがもうすぐ始まり、再び「参加料払ったし」という考えで重くなった足を会場に運んで、スマホをいじりながら「芸術、夢と生活」をテーマにしたトークをなんとなーく聞いてた、あまり期待を胸に抱えていない状態で。

 

そしたら、ある概念に出逢えた。

 

夢は案外そんなデガイものじゃない」。

 

夢を仕事にすることってどういうことなんだろう。

 

中学からアニメと声優をハマっていた私には、「好きなアーティストさんに自分の作った曲を歌ってもらいたい」という「夢」がある。それは今でも抱え続けている想いで、しかし地理と生活とほかの事情も考えれば、どうやらかなり難しい夢ではあるらしい。

 

それでも私は、遠回しがしたくなくて、なんとかして音楽と関わりのある仕事を見つけて人脈を築きあげたいと思ったし、「好きなことならとことんやる自分がいるから、好きなことを仕事にしなきゃ」という考えも強くて、それではある意味かなり我儘な新卒(?)になっているということで、履歴書をばら撒くことにしていないのもそのためである。

 

音楽が好きだから音楽と関わりのある仕事じゃなきゃダメ、とか。

日本語が得意だから日本語の使える職場の方がいい、とか。

 

でも、夢って結局どういうものなんだろう。

 

あらゆるアーティストの協力してエキシビションやイベントを主催している講演者はこう言った。

 

「好きなことを夢のする人が多い時勢になっているし、そのことは間違ってないのだろう。俺の好きなことは、街の中でぼーっとして人間観察することだ。それなら、そんなことを満足にできる生活ができるようになるためにはどうすればいいのか考えるのもありじゃないか?」

 

私の好きなことは、音楽作りと絵描きで、アニメとスマホゲーム、そしてラブライブAqoursだ。

 

そう考えると、実は私の本当の夢は「家の中で好きなだけに好きなことをすること」なんじゃないかな?

 

「おいおいおいそれは誰も望むことなんだろう!」って言ってる人も少なくはないだろう、同意だ。

 

誰も好きなだけに好きなことをずっとやっていたいだろう。でもここで考えるべきなのは、「どうすればそれを実行できるか」ということなんじゃないか。

 

少し余裕がある程度の生活ができるようになるために、平日で仕事をパパッと終わらせて、週末では好きなことを好きなだけにやる。Aqours逢田梨香子さんのイベントに行けるように週末は休みできるようにする。

 

曲もイラストもどんだけ描いても怒られない、推し事をどんだけやっても怒られない、いつか好きなアーティストに曲を歌ってもらえるためにとことん曲を作っても怒られない生活。

 

それこそが私の本当の夢だったかもしれないし、それを実行できるために私は必ず芸術と関わりのある仕事に着くべきなのか?

 

「本当に好きだったら、本当の夢だったら、それらと関わりのない仕事をやっていても夢と好きなことを忘れる事はないはずだ」と、講演者が言ってたこの言葉は、たぶん信じていいと思う。

 

だから「否だ」、と今は答えられるかもしれない。

 

その結論に辿り着いた瞬間、世界がパッと広くなった気がした。

 

 

 

実はこの採用イベントに参加する前にいつもよりストレスを感じてしまい、昨夜から若干息苦しくなり、今朝で泣きそうになっていてAqoursの曲はしばらく封印だと決めたけど、その中では一番聴きたくない「勇気はどこに?君の胸に!」の歌詞を、今ではもう一個の意味が聞こえてきた。

 

「ダメならまだ次のチャンスを掴みに

駆け出して汗掻いて 諦めなきゃいいんだ」

 

「諦めなきゃいいんだ」という言葉に、実は少しストレスを感じてた。

 

「一体人間はどれほど『次の次』を耐えられるのだろう?諦めないで次の次の次を追いかけては、もし果てがなければどうするの?」っと、考えてたけど、

 

「夢と関わりのない仕事をしていても、夢を、好きなことを諦めなくていいんだ」、っと。

 

好きなことをやり続けられる日々があるのならそれでいいんだって。

 

「信じてあげなよ 君だけのチカラ

君が君であろうとしてるチカラ」

 

私を構成するのは、私の夢であり私の好きなこと。

作曲も歌も音楽もピアノもイラストも、心から好きだからやり続けてきて、それこそが私で、私のチカラ。

 

それらを信じてあげてもいいんだって。

 

夢は (夢は)

消えない (消えない)

消えない (夢が)」

 

自分の夢を、自分の好きを甘く見ないで、ということなんだね。

 

だからこのイベントを終えて、私は決めた。

 

平日では凡人、週末ではクリエイター、そんな生活できるようになりたい。そんな生活ができるように就活を続けたい。

 

私は夢を諦めていないし、これからも夢を追いかける。

 

みんなも暖かい目で見守ってくれたら、嬉しいです。メイ*>ノ_<リ 人

 

【FINE】

 

1年7ヶ月: 君のあの日の「想い」から、僕はようやく卒業した。

 君の中の「林檎好き」は、どんな人なんだ?

 

「ピアノの人」。

「イラストの人」。

「ヤバイ人」。

「フラスタの人」。

クロヒョウの人」。

「頭おかしい人」。

 

以上で嬉しさを覚えない言葉なんて一つもないし、たまには優しいフォロワーさんに「天才」とかも言われて、調子に乗っちゃうのが林檎好きだ。

 

特に音楽とピアノに関しては、誰にも負けないつもりで、いつもそれを己の誇りとし、傲慢に達するレベルまでには来ていると、自分にもわかっているのだ。

 

そんな自分には、頭上がらない存在がいるーーだからこそ、今日にあった出来事に少しだけ思う所があって、それに乗っかって傲慢の塊でしかない私にもあった、ほんのちょっとのいい話をお見せしたい。

 

 

 

2018年9月30日20時45分頃に、上のツイートに出逢い、胸に込み上げた感情があって、その名前に驚きを覚えた。

 

「懐かしい」。

 

それらの画像と、それらの画像がもたらす彼の日の想い出への「懐かしさ」とは、「はじめまして」なのだ。

 

今までまともに1st Day 2 Disk 4のあのシーンを直視できることもなく、両腕で頭抱えながらか膝を抱えながら観ていたのに、今日で口元を緩めて、「懐かしい」と呟けるようになったのだ。

 

思えば9月17日に行われた「ラブライブ三昧」で彼女自ら語ったことによって、「想いよひとつになれ」に対しての過敏反応が起きなくなったと、次週のフォロワーさんのツイキャスのBGMとして流れたソナタが耳に流れた瞬間から気付いたけど、「懐かしさ」を覚えるまでになったとは予想できなかった。

 

人生一番の衝撃を受けた事件だったから、あれは。

 

02・26・2017

Aqours 1st lovelive! ~Step! ZERO to ONE!!~二日目公演に、香港で友達とライブビューイングに参加した私は、あの瞬間に出逢ってしまった。

 

音が止まり、舞台が途切れた。

それでも立ち直り、光と夢を灯し、世界を繋いでみせた。

 

想いよひとつになれ。 

 

逢田梨香子

 

今でも覚えている。自分が初日にツイッターのネタバレを回避するためにフォロワーさんのキャスに参加し、その場で言い切った言葉を。

 

「一年もなければ、楽器経験のないりきゃこには、想いよひとつになれの演奏は無理で非現実的だ」

 

かなり初期の浦ラジで彼女自身が「楽器経験がない」と言及し、その言葉と私のピアノ経験をかけて、その結論を導き出した。

 

だからこそ、余計に心に来ていた。ぶっ飛ばされて行ってしまった。

私が「無理」だと言い切ったことを、彼女はやり遂げたーーそれだけならまだよかったけど、横浜アリーナにいた3万人の観客の前に、そして全世界のライブビューイングに参戦する方々の前に、途切れた音を再び繋げようとするその精神を。

あの5分ほどのパーフォマンスを築きあげた努力、情熱、覚悟、意識、あの5分の中に込めた勇気、意地。

 

「もう一度やり直すチャンスがあるのならやらなきゃ」。

 

自分とは一つしか差がない人が、あんなことを言えるのか。あんな覚悟ができているのか。あんな切り替えができたのか。あの、突発事態とそれに齎された恐怖による過呼吸している状態で。

 

自分の19年のピアノ歴を信じようとしなかった自分と違って、三ヶ月のピアノ歴を持ってAqoursの初めてのワンマンライブに全力をかけて挑んでくる人がいたのか。

  

 

この共感は、「ずっとピアノを弾いてきて、なのに最近になって上達できなくて楽しくなくなって来た」という共感は、私が梨子ちゃんに惹かれた原因であり、それと同時にまるで傷跡を舐め合っているような共感だった。

だからアニメ一期11話に過去を乗り越えて、楽しそうにピアノを演奏できた梨子ちゃんを見て心から嬉しいなぁと思ったし、あの話の後にはフォロワーさんには毎日「推しもがんばってるから、ピアノ練習頑張りなさい」っとリプを送ってもらっていた。

 

それでも、19年のピアノ歴だけでは対応できないピアノ試験を目の前にした自分は、ひたすら自分に怒っていた。

 

「どうしてうまくできないの?」「ここはそうじゃないでしょ!」「どうして上達できないの?」「馬鹿野郎!!!」

そんな言葉を自分に浴びらせた練習なんて、楽しいはずもなく、合格できるかどうかすらわからなくなってしまった。半年も準備していたのに、そんな練習しかできなければ練習もしたくなくなるし、残り半年もない準備期間をどう使えばいいのかすらわからない。

 

本当は諦めていたんだ、きっと。

 

でもーー

 

 火をつけてもらったんだ。

「あんなステージにでも立ち直れた人がいれば、三ヶ月であの程度ができる人がいるのなら、私の19年でなんとかできないわけがない!!!!!!!」

 

やっぱり19年が自負なんだなぁと自覚している同時に、それも事実だと思っている。

三ヶ月で一曲を3万人のためにに対して、

19年歴に一年の準備期間で、半時間以上の4曲をたった一人のために。

 

私にできない理由はないし、なによりあの覚悟と情熱を見届けた以上、彼女から輝きを受け取った以上、彼女のファンとして、私は私の道で、私の壁をぶち壊すしかない。

 

いや、ぶち壊してみせる。

 

あの衝撃を受けて一週間をかけてごちゃごちゃになった気持ちを消化し、私は練習を再開した。

 

失敗してもいい、やり直せばいいのだ。

今はできなくてもいい、きっとできるようになるって信じよう。

 

あのステージで輝くあの人が見せてくれたもの、あれを見て感じ取った物を、絶対に無駄にしない。

 

絶対に、勇気と覚悟を教えてくれたあの人に、いい報告をしなきゃ。

 

あの日に感じた辛さ、痛み、愛おしさを胸に抱き、これからのやるべきことを思いながら指を動かしたら、

 

練習が楽に、そして楽しくなってきた。

楽しくなってくることによって、私もようやく本当の意味でピアノの楽しみ方がわかるようになって、ピアノ先生にも驚かれたぐらいのスピードで全曲を仕上げられた。

 

 

そして、試験は2017年5月16日に行われ、その一ヶ月後に結果がわかった。

 

 

2016年10月では想像できなかった未来が訪れた。

 こんな怠け者に力入れてくれるピアノ先生にももちろん大感謝だけど、2017年2月26日の逢田梨香子さんに出逢えたからここまで来れたと、今まではいろんな方々には語ってきたし、もちろん逢田さんにはちゃんと手紙を書いて報告したと同時に最大限のお礼を言って来た。

 

本当にありがとう、って。

技術はピアノ先生から教わったものだけど、勇気と覚悟の意味を教えてくれたのはあなただったから、ありがとうって。

 

一区切りのつもりだった。

 

それでも、毎回あの出来事を思い出すと、あの映像を観ると、胸が痛くなるし直視できないままだった。

あのときのステージにいる彼女が経験してしまったのであろう感情と景色を想像したら、どうしても見つめられないままでいた。

 

soundcloud.com

「勇気の色」。私が一年かけて、あの日に感じ取った物を音で伝えようとして作り出した曲。

この曲を作って世に出したら、あのエピソードとは一区切りのつもりで、痛い、苦しい、‪‪怖い、悔しい…それらを歌にしてもなお、私は見つめられないまま、あの映像から逃げたいと思っていた。

 

泣いていたあなたを見たくなかった。悔しそうに涙を流していたあなたを見たくなかった。

見るたびに、胸が軋んで痛くなるから。

 

どうやら私の中では、その恐怖はまだ残っていた。

 

そう、9月17日のラブライブ三昧の、逢田梨香子さんが想いよひとつになれについて語ったあの時間に出逢った時までは。

 

1年七ヶ月の後に、またあの話が聞けるのは、ラブライブ三昧が放送されて逢田梨香子さんがゲストに出ると知った時から正直予想できて、またあの痛みを経験してしまうのかと少しだけ嘆いた。

 

でも違った。

 この曲は梨子ちゃんは歌っていなくて、八人の楽曲ですけど、実際にライブでピアノという形で参加させていただいて、それがすごくこう、いまだに気持ちに残るというか、歌詞に「大事な夢を追う時 大事な人がわかる」っていう歌詞があるんですけど、私も実際にこの曲に通して助けてくれたメンバーだったりとか、スタッフさんだったりとか、すごく大事なものにたくさん気づけたというか、大事なことをたくさん教えてもらったというか、なので歌ってはいないんですけど、本当に思い入れのある曲です。

                                 (逢田梨香子ラブライブ三昧)

 

真摯に、しかし穏やかに想いよひとつになれを語る逢田梨香子さんに、心がほっとした。

 

あの日の出来事で成長した人はたくさんいるのだろう、私をも含めて。

そして、きっとそれは本人にとっても成長のきっかけになったのだろう。

 

一年七ヶ月の後、こんな穏やかに語れるようになったのなら、きっともう大丈夫だろう、という謎の上から目線。

 

ほっとした、本当に。

 

だからだろうか、ようやく余裕ができて、9月30日にあの日の出来事の画像を見て、「懐かしい」と微笑んでいけるようになった。

 

2017年2月26日からのAqoursは、確かに大した成長を見せてくれたし、今ではもう、東京ドームというステージに向けて日々頑張っているのだろう。

でも私がなにより嬉しく思っているのは、あの日で挫けることがなく、むしろさらに燃え上がっていろんな挑戦をするようになった逢田梨香子さんがいることだ。

 

ファンとして嬉しいし、そんな彼女がいるから、彼女のファンだと言い張れるぐらいに自分も頑張らないと。

 

フラスタも、イラストも、音楽も、やりたい!!と叫んで、やろう!!と応じてくれた声とともにやり遂げた。

 

だったら次はリアルの生活の方だ。

 

あの日のあの瞬間に出逢えて、逢田梨香子さんという方に出逢えたから、今の私がいると、胸を張って言えるように。

 

1年七ヶ月、あの日の「想いよひとつになれ」から、私はようやく卒業ができた。

 

 

P.S. 2018年8月8日に、逢田梨香子生誕祭2018のお祝いとして、フォロワーさんと協力しバースデーソングを作ったんだが、歌詞・曲・歌・ストリングスはもちろん全身全霊で挑んだけど、ピアノアレンジは今回で初めて実際に楽譜に起こした形でアレンジした。私の19年のピアノ歴とセンスで少しでも恩返しできればなぁという想いを込めて。

そして密やかに、いつか、逢田さんが誰のためではなく自分のためにピアノを楽しめるようにという願いを。

www.nicovideo.jp

 

「目がー、目がぁーッ!!!」ーーステージ上の私の推しはネコ科だった。

前言

 

圧倒的猫派の私にとって、それは感極まるディスカバリーだった。

 

 

圧倒的犬派の我が推し、逢田梨香子さんは、2018年4月号ウルトラジャンプでの100の質問のコーナーにて、ご自分を「黒ヒョウ」だと例えたのだった。

 

しかも答えが太字になっていた(上のツイートの画像を参照)。ウルトラジャンプの編集部はその答えに、もしくはその答えを口にした逢田梨香子さんに衝撃を覚えていたのか、それともそんなことがなかったのか、今では知る術がないのであろう。

 

それでも当時その答えを見た私はソファから跳ね上がり、「うひゃあああああああ!!!」という奇声をあげてしまった、あまりの興奮に。幸い当時は親が出かけていて運良く白目向かれることはなかったのだが、お隣さんが在宅しているかどうかがわからない状況で奇声をあげるのは流石に失礼すぎた。反省はもちろんしていなかったのだけれども。

 

「それがどうした?ラブライブはどうした?」と思っていっらっしゃる方、わかります。

 

はっきり言ってそれがとても重要なのだ。

 

逢田梨香子さんは、黒ヒョウの目(時にはライオンの目)をしていて、そんなインタビューで本人が「黒ヒョウだ」と言っていたのを見て、興奮しない・跳ね上がらない・奇声上がらない理由なんてあるものか!

 

それに、だ。私が「逢田梨香子さんは黒ヒョウの目をしている」と気付いたきっかけはラブライブであり、それをアツく語らないのは、相手にーー逢田梨香子さんが好きな方々に、Aqoursが好きな人たちにも失礼さ。

 

この戯言記事を読んでいる君には、ぜひその黒ヒョウを見つけ出して欲しいのだ。

 

 

本題ーー逢田梨香子というネコ科

 

黒ヒョウはヒョウの黒変種にあたる動物であり、実際のところヒョウの生態とはそう変わらない、つまり毛の色以外はヒョウと同じ生物であり、「似てる」だけならそこまで「黒ヒョウ」にこだわる必要はなかったはず。

Blackleopard.JPG 

 (画像ソース:ヒョウ - Wikipedia

実際、私が初めて逢田梨香子さんの目=黒ヒョウの目と感じた瞬間は、2016年12月27日に行われたクリスマスライブで披露されたハミングフレンド、その中の一刹那のショットを見た時だったし、当時のお衣装は青空Jumping Heart=白と青系メインだったから、むしろ「白ヒョウじゃね?」って言われてもおかしくなかった。

 

というかそもそもの話、逢田梨香子さんの目は「猫目」、もしくは「ツリ目」でもなく、どっちかというとやや「タレ目」で、それはつまり逢田梨香子さんはナチュラルにヒョウに似ているわけではないのだ。(一枚二枚の画像を添付しようと思ってぐぐったらきゅん死したので自分でぐぐってください)

 

しかし、Aqours 2nd Lovelive Tour HAPPY PARTY TRAIN TOUR埼玉公演のコワレヤスキの映像に出会ってしまった。

 

そして気付いてしまったのだ。逢田梨香子さんの目が黒ヒョウみたいということは、彼女はそれだけ目で曲を、表情を、気持ちを強く語れる存在だということを。

 

 

2ndライブツアーでは、自分は海外ライブビューイングで神戸初日と埼玉初日にしか参加していなくて、ツアー当時ではコワレヤスキのライブパフォーマンスを観れなかったからこそ、ライブBDの試聴動画で実際にそのパフォーマンスを見た時の衝撃は空から猛獣が降って来て重力とともにその勢いに首がねじ曲げられたのに等しいものだった。

 

梨子ちゃんとはまったく違う、低くてクールな歌声ももちろんだけれど、何よりその両目、その「吠えるように歌う」表情;黒赤系をメインにしたお衣装を身にまとい、赤いライトと赤いバック映像を背にして高らかに叫ぶその姿。

 

逢田梨香子さん本人は、いろんなメディアではコワレヤスキがかなりお気に入りの一曲だとおっしゃっていて、彼女曰く、「普段のGuilty Kissの楽曲と違い、大人びた女性をイメージした楽曲」。その「好き」に突き動かされていたからか、コワレヤスキではいつもオーバードライブモードを発動し、黒きヒョウに変身してしまう。

 

目つきも、勢いも、声の色も。

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さらに、コワレヤスキだけでなく、ほかのクール系の楽曲の中でも黒ヒョウ(あるいはネコ科動物)を観測することができた。

 

たとえば、Daydream Warriorの間奏に、冷たい色をした照明の中に光る眼差し。

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目と表情で伝わる、「冷たさの中に隠された熱い炎」に、体はいつも震えてしまう。

 

さらに、Daydream Warriorとはセットでほぼ切り離せることがないスリリング・ワンウェイでは、こんな表情をも見せてくれた。

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キャストも観客もスリリングしちゃうこの曲では、誰もが内に秘めている熱気を一気に解放してしまい、この時の逢田梨香子さんの目つきはもはやライオンそのもの。

 f:id:rykisi6606:20180929155800j:imagehttps://animalbattles.wealthyblogs.com/wp-content/uploads/2018/01/lion-3049884_640.jpg

(画像ソース:ライオンが吠えるのはどんな時?

MCやニコ生でたまにぼーっとしたりもするけど、こういう熱い曲では一切の容赦がなく、目と表情で魅了してくることーー瞳で語る表現力が、逢田梨香子さんのステージ上での最大の武器の一つだと、これらのパーフォマンスを見て私は確信できた。

 

また、3rdライブツアーで初披露された君の瞳を巡る冒険でも、その表現力を十二分発揮してくれた。映像がまだないのは残念なのだが、ライブレポードとしてあげたイラストではなるべくそれを再現できるように、わざとそんな瞳にしてしまう自分がいた。

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それほど凄まじいものだった、逢田梨香子さんの瞳は。

それが好きで何度でも、逢田梨香子さんの姿に私の目が追ってしまうのだ。

何気に控えめの逢田梨香子さんがそんな目を見せてくれる時こそが、彼女の内側にある炎が表に出され、強く燃え上がっている証なのだ。 

 

推しがネコ科というのは、その表現力を具現化した結果だったと私は思う。

 

おまけ

最後に、おまけとして私が「推しはネコ科」と気付いた時からやってきた実験を少しだけお見せしよう。

 

 

 

 

twitter.com

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圧倒的猫派としては、これをずっと見ていたいね。

 

【FINE】

 

レビュースタァライト 10話ノート

初見してから引っかかったポイントまとめ。

 

A. 「私を覚えてくれて、私と私たちになってくれて、私をもう一度舞台少女にしてくれて」「私、変わっていない?」

 

この言葉の裏にありえそうな意味/原因:

 

1. 「神楽ひかり」は神楽ひかりじゃない誰か、もしくは別の世界線から来た神楽ひかり

→ループ説

*再演でループしてたバナナにそんな経験あったのかなかったのか(描写/ヒントはいまだになし)

*この場合、ループしても記憶は保有している(バナナで実証済み)

 

2.華恋の方が別人説

→「神楽ひかりと一緒にスタァライトする」という愛城華恋の記憶/願望を持つ/共有している誰かが「今の愛城華恋」を演じている(本人もそれが知らない)

 

3. 夢/走馬灯のなにか

→どっちかがなんらかの状態(瀕死?)で未来(過去)を観測

 

4. そもそも神楽ひかりという人間は最初から存在していない

→二人で一つ、運命をシェアしている

*最終的に消えてしまう泡沫?

 

5. ひかりは最初から結末知ってた

→ループ説

 

B. 1話と共通の、高校(今)のかれひかを観客席で観てるちびかれひか

 

1. 未来観測

2. 劇中劇

 

C. 東京タワーに近くにある公園でオーディションの着信(華恋は「メール」と言った)でちびひかりちゃんが現れた

 

1. 前述の「夢/走馬灯の何か」の説に辿ると、幼いひかりが未来を観測している可能性

*着信=夢から覚める=今のひかりが呼び戻される(消える)流れ

 

D. キリン「飛び入り参加された方がいらっしゃいまして、スケジュールの調整が必要となりました」→レビューデュエット ひかり「(華恋の方を見てからキリンを見て)特別扱い」

 

飛び入り参加とは:

1. 華恋の場合、初日のひかりvs純那戦に飛び入りの件

2. ひかりの場合、「日本のオーディション」を参加すること(=バナナの無限再演の真中に「飛び入り参加」?)

→2回目のオーディションの証明として青い上掛け?

 

なのでキリンが実際に特別扱いしているのは華恋のみ/華恋の方ではなく、ひかり/ひかりの方という可能性もある

 

ひかりが特別扱いされるような原因があれば

1. 1回目のオーディションから敗北しても(130g消えたとしても)オーディションに関する記憶が残っている

2. まだ煌めきが残ってる

*今まで敗北した舞台少女がただひたすら影として消えるだとしたらひかりは間違いなく特例

 

※しかし、不合格のスタァライト九九組のメンバーは普通に観客席にいるし記憶もまだ持っている

記憶が消えそうになったのはひかりだけ...?

 

E. 華恋とひかりが一緒に言った「アタシ、再生産」

 

1. 同一人物説

 

F. 華恋の変身で、王冠が燃料として投入された時ゲージが200ぐらいしかヒットしていなかった(前はMAXになったことあったのに)/造られたソードに錆が入ってる

 

1. 王冠=きらめきだと仮定すれば、華恋はもうすぐきらめきが尽きる?

→そこまで負けていないのに尽きる原因: ひかりに流れた説

*ひかりの8話のきらめきの再生産の代償?

*二人で一つのきらめき(運命)を共有している説

→この場合、どっちも共存できる方法はどっちにも同じ分のきらめきを守ること(=MAXじゃない=トップスターを諦めること)

*キリン「トップスターを育てるためには多少燃料が必要ですから」(8話)

 

F. 「あなたの輝きは奪えない、奪わせない」←ひかりがとどめを刺す

 

1. 「あなたの輝きは奪えない」→華恋のきらめきの状態

「(誰かに)奪わせない」→キリンに奪わせはしない?

 

つまり「キリンからそのきらめきを守る」ためにとどめを刺した?

 

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赤い星(星のティアラ)をバックにするひかり

→9話の歌劇スタァライトでは、フローラ(クロディーヌ)は星に触れようとして赤い星に目が焼かれた

→その結末から守るために華恋を負かして(本当に負け?)自分がその赤い星を望む

→そもそも星のティアラって本当に願望機?

*大場ナナ:再演

*ジュディ: 不明、しかしおそらく願いは叶った