林檎好きの戯言ログ

気まぐれでしかブログ書きません。しかし毎回長い。

ふっと、いい時代に生まれたなぁと感じた。

こんばんは、林檎好きです。

 

皆様、お元気に過ごしているのでしょうか。

 

私は最近テレワーク生活を送っていて、インドア派としてはどちらかって言うと快適な環境で元気にやらせてもらっています。もちろん、新型コロナの状況や自分の体調管理に気を付けつつ、なのですが。

 

世の中のどこでも、大変なことになっていて、逃げ場ないですよね。

 

地元の事情が少しでも知っている方々ならご存知とは思いますが、2019年の下半期に入ってから、私の地元でいろんな出来事があり、いざ2020年に入ったらさらに大変なことになってしまいました。それこそ2019年の時は「あぁ、どこか遠くに行きたいなぁ」と妄想したこともありましたが、気付けば世界が大変なんですよね。四面楚歌、と言っていいのかがわかりませんが、新型コロナは確かに世界レベルの問題に変わってしまいました。

 

オタクとしては、やはり楽しみにしていたイベントが飛んでしまったのが辛いし、一人間(!?)としては、感染者の数を毎日気にしてて、うつらない・うつさないためにいろんな手を尽くしてて、「いつになったらこんな日々が終わるのだろうか」と考えることもあります。

 

しかし、どこにも行けず、ただただ家にいることしかできなくなっているご時勢ならではの気付きもありました。

 

例えば、人間の優しさとか。

 

例えば、人間の創造性とか。

 

例えば、人間の思いやりの力とか。

 

 

もちろん政治とか対策とか、そりゃもう毎日数々の議論を巻き起こすような状況が起こり、怒りや恐怖で様々な反応が飛び変わっているのをこの目にも見えたのですが、創造性によって生まれた気遣い、もしくは「優しいお願い方」とか。

 

そして、それらを目にすることができるのは、やはりこの時代の技術のおかげだなぁと、最近深く感じています。

 

その中一番オタクの私の心を動かしたのは、やはり声優の梶裕貴さんが提案された「声優朗読会」であり、しかもそのあと内田彩さん、悠木碧さん、南條愛乃さんなど、他の声優さんからの参戦もあり、声優の力って素晴らしいなぁと心から感動しました。

 

 

 

このご時勢の中、正直誰もが大変で、それはどんな仕事に就いてても同じだと思いますが、こうして「自分は何ができるのか」と考え、行動を起こす皆様の優しさが大変素晴らしいなぁと感心しています。

 

そして、声優界だけでなく、新型コロナでたくさんのイベントがキャンセルされることによって大変なことになっている業者さんも、それぞれのできる範囲で何か行動を起こそうと立ち上がりました。

 

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優しさが心に染みますが、何よりこれらに触れることができたのはやはりインターネットの存在のおかげであり、そもそもインターネットがなければ今のようにツイッターのフォロワーさんと仲良くさせてもらえることがなかったと思います。

 

100年前に生まれてきてしまったら、こんな風にブログを書いて語ることもなかったのでしょうね。

 

2019年も2020年も、本当に大変で大変で、しかもなんとなくこの先にもっと辛いなぁって思ってしまう時が来てしまう予感がないとは言えないのですが、

 

おそらくいい時代に生まれたと思います。

 

 

 

 

 

 

最後に、一個本当にめっちゃくちゃ個人な話ですが。

 

 

 

私は、中学の時代に、水樹奈々さんという声優さんに出逢えてしまいました。

 

その水樹奈々さんからは、たくさんのことを教えてもらいました。例えば歌い方とか(真面目の話、奈々さんの楽曲に出会う前にはまっっったくビブラートができなかった)、そして日本語とか(独学の時間が多く、その中で奈々さんの楽曲、ブログ、ラジオで日本語の練習を楽しくやってました)。もうね、師匠です!!!(笑)

 

 

私は音楽が大好きで、歌とピアノが大好きです。

 

 

思春期でよくやってしまうのは、「一度キリでいいから、いつか憧れのアーティストとなんらかの形でコラボする」という妄想。夢の中でもいい、そんなことができたらなぁと妄想し、その後は何もなかったことにし、そのまま生き続けてきました。

 

 

 

ですが。

 

 

 

 

 

はい!?!?!?

 

やっ、そんなことある...?

 

 

なんというか...複雑なんですよね。素直に喜んではいけないというか。だって、これっておそらくこんな大変なご時世でなければ生まれて来ないものだと(勝手に)思っていて、その大変なご時世にたくさんの人が困っていると理解しています。

 

ただ、奈々さんの曲のチョイス(「愛の星」)、美声、そして「お家でみんなと楽しめることがやれたら」という思いと優しさが、全部全部、とてもとても嬉しいです。本当に。

 

愛の星

愛の星

 

ご時世に感謝したいわけじゃないです。一刻も早く収束して欲しい気持ちは皆さんと一緒だと心から保証します。

 

 

感謝したいのは、奈々さんと、前向きに「何かしたい」と頑張って考える、そんな優しさに溢れた人々と、インターネットという技術です。もちろん前線で闘っている医療界や、見えないだけで陰で頑張って対策をしている全ての方々も最大限の感謝をしています。本当に本当に、お疲れ様です。いつもありがとうございます。

 

思いやり、優しさ、勇気、創造性。この時代も、人間も、捨てたもんじゃないなぁ。

 

 

だから、応えました。

 

 

恐れ恐れに、そのタイマンに自分の一番自信のあるモノでしか応える勇気がなかったです。本当は歌も歌いたかったのに。

 

誤解されることを恐れずに言うと、別に今回で私のピアノで癒されて欲しいという願いはないです。あくまでも、幼い日の私のわがままを通したくて、通したくてたまらなくてタイマンに挑みました。

 

大好きな奈々さんが「挑戦者をお待ちしてます♪」と言ってくださったから。

 

 

 

 

それでもでこのタイマンの結果に癒された方が一人もいれば、それはそれは嬉しく感じるべきことなのでしょう。

 

 

私は、このいい時代に、もうちょっと何かできないかを、考え続けてみたいと思います。それは音楽かもしれませんしそうじゃないかもしれませんが、何かしたい気持ちを形にしたいです。

 

 

どうか皆様、お元気に過ごし続けますように。いつか春が来たら、またどこかで笑い合いましょう。

 

【FINE】