親愛なるTL上のオタクたちへ

ラブライブ!フェスを楽しんでいますか？「大好き」が溢れている空間に楽しく過ごせていますか？

私は地元でライブビューイング参戦をしましたが、μ’sとAqoursとSaint Snowと虹ヶ咲スクールアイドル同好会の29人が集まるこのイベントは、本当にすごいイベントだなぁと思って、全力でブレードを振ってしまったせいで、筋肉痛に悶えています。

ラブライブ!フェスは本当にすごいイベントですが、それ以前に改めて思いました。

Aqours 3rdと5th、そして逢田梨香子さんのバースデーイベントとファンミーティング。現場参戦できたこれらのイベントが最高に楽しかったのはもちろん演者が素晴らしいパーフォマンスを見せてくれたこともありますが、そこに「大好き」を共有してくれる「オタクの仲間」がいたからですーー昨日ライブビューイングの会場の中で、スクリーンに映る光景に魅せられながらもそう思ってしまいました。

私の心の中の「オタクのあるべき姿」を、不本意ながらも再確認できました。

実は先日、家族と晩ご飯を食べて、家族に「Twitterにたくさんの日本の友達がいるでしょ？みんなはどんな人なの？全員同じぐらい『お宅』なの？」と聞かれました。

私の地元は、どうも「オタク」というものを「引きこもり」として解釈する風潮がありますが、私はそんなものじゃないと答えました。

そうじゃない、断じてそんなことないです。

このTwitterでは、私はいろんな方々に出逢えました。いろんな人がいて、その方々からいろんなモノが生まれてきました。

ブログ。考察記事。なのぶろっく。聖地巡礼。イラスト。踊ってみた。歌ってみた。弾いてみた。フラスタ。楽屋花。バルーンスタンド企画。カラオケ大会。打ち上げ。ツイキャス。そしてまだ見ない他のカタチ。

インドアであろうがアウトドアであろうが、これらは全部そんなオタクたちの「大好き」から生まれたものです。

そしてなにより、そんなオタクたちの最大の能力は、「大好き」を受け止め、「大好き」から意味を見つけ出し、「大好き」を自分の力に変換し、「大好き」からすごいモノを生み出すことです。

それが、家族の質問に対して私からの回答でした。

私の地元にはこういう「大好き」を認める空間も時間があまりにも少なくて。何かに対して文句を言うことがいささか上手すぎます。そんな環境にいて、危うく感染されるところでしたが、ツイッターのTLを観て、皆さんのツイートで私は「オタクのあるべき姿」を思い描くことができました。

「大好き」を受け止め、そこから何が良いものを生み出す「大好きの連鎖」。そういうことができる環境にいる皆さんが羨ましくて、そんな環境が欲しかった。

それでも私は、ここにいる、「大好き」を力にできる皆さんのことが大好きです。そんな皆さんとまた一緒に「大好き」が溢れる空間にいて、一緒に「大好き」を楽しんで、一緒に「大好き」を語り合いたいです。

だから、ここにいる「オタク」の皆さん、どうか誇りに思ってください。

「大好きに真剣になれる」のは、オタクの特権であって、オタクにしかできないことなのです。

「大好き」から何を見せられても、それを受け止め自分に繋いで、明日へ歩き出すチカラ。情熱を伝播し、何が大きないいものを生み出す能力は、私の地元には必要なものであって、それをすでに皆さんは持っています。

だから私は、日本のいいオタクの形が大好きです。

またいつか、みなさんと一緒に「ラブライブ!」への大好きを実際に現場で共有することを夢見て...「オタクのあるべき姿」を胸に、ラブライブ!フェス二日目に全身全霊参加して参ります。

林檎好きより

1.19.2020