林檎好きの戯言ログ

気まぐれでしかブログ書きません。しかし毎回長い。

短メモ: アニサマの後。

最近はよくライオンだと例えているのは、おそらく周知されているのだろうけど、今夜にちょっと思うところがあった。

 

ライオン。「百獣の王」だと言われるほどの強さがある存在であり、しかし捕食以外の時は時にネコみたいな可愛らしさ、そしてネコらしい怠惰をも見せてくれる存在でもある。私の中では、少し前までの彼女は寝ているライオンであって、最近では覚醒の時間が長くなり、覚醒状態で様々な活躍をしてくださっている、というイメージが強くて、それを観ていてすごく楽しい気持ちになっている。

 

しかし、よく考えたら、覚醒状態でありながらも、やはりレグルスの星-小さな王様-はどこか改まっているというか、ネコで例えると、腹を地ベタにくっついているかのように腰を低くし、固まっているかもしれない。

 

例えば、はじめてのソロステージで手足がものすごく震えていたこと。

 

例えば、アニサマという晴れ舞台を目の前にし、イベント前ももちろんだが当日に楽屋で死ぬほど緊張していたこと。

 

例えば、ラジオで「フォロワーが減っていてすごく悲しい気持ちになった」と伝えたこと。

 

繊細なところもまた彼女らしいが、そんな彼女をライオンだとイメージしてみれば、今はまさしく「はじめて自分一人で狩りに行き、まだ自信が付いていない少年ライオン」状態、なのかもしれない。

 

別にそれが問題であるわけではない。むしろそれがとても「楽しい」のだーーこうして一つ、二つ、そしてどんどん増えて行く出来事や経験を体験して行く姿を見守り、そして応援することが、私にとっては大変「楽しい」ものなのだ。

 

今すぐに立派な王様にならなくていいし、今日感じた「緊張」や「恐怖」は、いつしか「愛しさ」に変わるのであろう。そしてその「いつしか」が訪れた時、おそらく君は今よりも少し凛とした王様になったのであろう。その「過程」を見守るのは、実は私にとっても「初めて」だし、それを楽しんでいるのだ。楽しい、実に楽しい。そして実に楽しみなのだーーいつかの未来に響くのであろう、立派な「おたけび」が。

 

思えば、「先頭に立つような器じゃない」と言った人は、1stライブでの挑戦も、そしてソロデビューも、結局先頭に立ったことになった、という捉え方もあるかもしれない。

 

だからこそのレグルスだと、私は思っている。

 

まったく。どこまでも期待させてくれる人なのだ、君は。

 

【FINE】