アンプロンプチュ: 生きづらさ
これは思考を整理するための即興メモだ。
正直、生きづらさを感じない人間はたぶん少ないと思う。しかしそれも、「上手に生きていける」と「上手には生きていけないかもしれない」というのが核心になっていると思う。
そこまで人生を長く生きて来られていない未熟者だが、前の職場で感じた「上手に生きて行く方法」は、「自分が犯したミスをいかに他人に発見されずに問題解決に導く」ことだ。
「素直に謝る=間違った処理法」という場合はあるらしい。
駆け引きの1種類なのかどうかはわからないが、どこかその「バレずに解決」のやり方に嫌悪感を感じる。「被害を最小限に抑える」には頷けるが。
まぁでも、「こういうの、駆け引きとは言えないよ」と言う人もいるだろうね。
それはともかく、「自分はこう生きて行く、こうしかない」というのは、諦観なのか、諦めなのか、理想、それとも惰性なのか。
もしかしたらそんな大げさなことじゃないかもしれないと思う。
「こうじゃなければならない」という意識を人生規模で抱える人は果たしてどれぐらいいるだろう。
不器用だと言われようが、バカだと言われようが、これが私だ、とか。
これもそんなヒロイックな思想じゃないかもしれない。
人間が人間らしく、何も考えないで生きているだけかもしれない。
そんな人間の人間らしさを、過大に評価することも過少に評価することもないと思う。
最後に「生きづらかった!」と評価する権能は、本人にしかないだろうから。
【FINE】