林檎好きの戯言ログ

気まぐれでしかブログ書きません。しかし毎回長い。

短メモ: 「空気」を描くこと。

初めて日本語で曲を書いたのは、約8年前だったけど、ガハガハな文法にボロボロな単語で、思えばよくもまぁあんな状態で曲を書き始めると考えたなぁ。

 

魔法少女リリカルなのはシリーズによって始まった日本語への道だったから、当然のようにその影響を受けて、とても中二風な歌詞を書いていた。その時から好きな作品を意識して曲を書くという、同人音楽の方向に進んでいて、しかしあの時はたしかに、8年後の今を想像することはできなかったーー好きなアーティストをテーマにして書いた曲を、自分だけに聴かせるのではなく、ネットに発表し、同じアーティストが好きなファン同士にも聴いてもらえる未来。

 

テーマは結構「空」を強く意識しているものばかりで、でもどれもできるだけその世界観を崩さないような歌詞にすることを目指している。

 

 

音楽なら、歌詞なら伝えられそうだなぁ、っと割といつも思っていたけど、最近ではなかなか書き出せないものに出会ったことに気付いた。

 

「雰囲気」を、「空気」を書く。

 

雰囲気は、私が第三者として感じ取れたものであり、だからその第三者の立場から歌詞を作りたいと思っている。しかし、それはなかなか叶えられないーーその雰囲気を構成した出来事がありすぎて、それについてもすごく話したいけど、細かく話したら第三者じゃなくなるし、しかし第三者角度で使える言葉は、案外空っぽだなぁと、最近は結構悩んでいる。

 

まるで、箱庭を観測し、「観測すること」自体を観測するように。

 

そもそも雰囲気自体に形はなく、しかし一個の細部にこだわりすぎると雰囲気そのものが歪んでしまう。

 

全体像を第三者角度で書くのは本当に難しい。代入したくないケースだからこそ余計にめんどうなミッションになっている。

 

書きたい気持ちは、半年前からずっと溜めていたから、どうしても殴り出したくて、でもなかなかできないのがもどかしいなぁ。

 

曲風も決められていないし。元々はEDMで書こうと思ってたのに、1サビまで完成したものを読んでみたら全然違うになるし。

 

だったらアコギのみで行こうとも思ったけど、私アコギのレコーディングができないし。

 

R&Bについても考えたけど、それもまたちょっと使いにくい曲風だし。

 

4人が作り出す雰囲気を特定のことに傾きすぎないで曲にするの、本当に難しい_(:3」∠)_

 

まぁ考え続けるけどね(笑) どうしても形にしたいし。

 

ダレカタスケテーーー

(P.S かよちんお誕生日おめでとう!!)

 

【FINE】