4thの前にーーライオンの泣き言。
Aqours 4th lovelive! Sailing to the Sunshineまであとわずか一週なのに、まさかこんなに後ろめたい気持ちになっているとは思わなかった。
Aqoursに逢えるのもちろんすごく楽しみにしているし、あの子達の成長を見届けられると思うと、感慨深くなりながらもやっぱりこの18人が大好きって改めて実感できた。
でも、素直に期待する余裕が、今の自分にはなくて残念でしょうがない。
新しい仕事に就いてわずか一週間で、今の会社に生き残れるのかが不安になってしまい、怖くて、悔しくて。
初めて自分で掴み取ったこの仕事は、大学で専攻した翻訳を武器にする仕事で、それ以外にお客さんの対応とか、前の仕事で得たものを活用できるはずの仕事。
前の会社の社長にも、尊敬している方にも、家族にも、
「あなたは仕事できる方だ。思慮深くて責任感が強い。いろんな視点から物事を見ることができて、優秀だよ」
っと、褒められてきたのに、今の会社のペースに慣れていなくて。
一週だけ働いている新人で慣れないのは理解できるって、家族も友達もそう言ってくれているのに、それを言い訳にしたくないという考えを振り払うことができない。
怒られるのが異常までに嫌で、怖くて、怒られたらずっと自分を責めてしまって、そんな自分が嫌で怖くて。
その原因の半分は私自身の性格と関係しているけど、もう半分はやっぱり過去の出来事に重なってしまい、その繰り返しになってしまうんじゃないかなぁってものすごく怯えていて、あの頃の自分に戻りたくなくて。
そして一番怖いのは、やっぱりみんなの期待を裏切ってしまうことーー例え誰もそんなことを思っていなくても、そんな恐怖に囚われて身動きが取れなくなる。
「私の能力を見込んで働かせていただいているのに...」と、今この時点でこれを思うのはまだまだ早すぎるかもしれないけど、そんな悔しさは確かにある。
たぶんだけど、こういう所では自信がなさすぎる。
だけど、思った。
4thライブ直前の1stライブ配信を観て、今の自分で1stの時のAqoursと向き合ってみたら。
私も声に出して叫びたい。
悔しいよ!あの時のままで終わりたくないよ!!!
本当にまだ0なんだ、今の会社では。
1にする義務があるのに、そのチャンスすら自分に与えようとしなくて。
これでは前に進めないし、Aqoursのファンだと、あの人のファンだと胸を張って言えなくなってしまう。
悔しさって、こういうことなんだね。
今を変えてみたくて、でも自分がちっぽけで、どこへ飛びだせるのかがわからなくて。
だけど、あの時のようにまだ諦めたくなくてーー気持ちではすごく逃げたいけど、諦めたくない...きっと後から悔しくなってしまう。
「輝くことは好きなことをすること」
それが輝きのなら、
私も輝きたい!!!!
練習で心が折れそうになったこともあるのに、さらにその前にもいろんなことを経験してきたのに、
泣きながらも立ち上がった人がいた。
そんな人が今ではこんなにも大きくなって、強くなって、仲間と一緒にデガイステージに登る準備をしている。
そんな強さが羨ましくて、そんな強さがほしくて、今の自分が悔しい。
あの人のように強くなりたい。過去と今を乗り越えられる強さが欲しい。
涙を拭って、それでも泣いてしまうんだろう。
それでもこの先に待っているものを手に入れたいーーあの人のように強くなりたいし、自分の生活を愛せるようになりたい。
未来の僕はおそらくもう知っている。
「生きるって笑うことかな
泣いた後には 軽くなる心だから
いっぱい汗をかくんだ
いろんな汗をかくんだ
そして最後はすっきりと」
【FINE】